Valorant Champions Tour 2021とは?

Valorant Champions Tour(通称VCT)は、Valorantの世界王者を決める公式大会です。
Stage1・Stage2・Stage3・Championsから構成されており、「Champions」がVCTの集大成であり、世界王者を決める最終トーナメントになります。
また、各ステージは地域予選であるChallengersと世界大会であるMastersに分かれています。
5月に行われた世界大会はStage2のMastersとなり、7月からはStage3の予選が始まります。
VCTサーキットポイントとは?
ではChampionsに出場するためには一体どうすればよいのか。
これはサーキットポイントと呼ばれる出場資格ポイントを各ステージで貯め、各地域のポイント上位チームが出場できるという仕組みになっています。
各地域で出場できる人数は違いますが、日本からはサーキットポイント上位1位のチームがChampionsに出場することができます。
※EMEA:上位2チーム
NA:上位2チーム
ブラジル:上位2チーム
東南アジア:上位2チーム
ラテンアメリカ:上位1チーム
韓国:上位1チーム
現在のサーキットポイント
Crazy Raccoon | 250pt |
Absolute Jupiter | 130pt |
REJECT | 100pt |
Lag Gaming | 40pt |
Fennel | 30pt |
Northeption | 30pt |
SCARZ | 30pt |
Fav Gaming | 0pt |
現状はStage1・Stage2を制覇したCrazy Raccoonが1位となっています。
Fav Gamingが0ptとなっているのは、Fisker・Minty・HoT_Chocol4tE選手の離脱があったためです。
サーキットポイントは、Stage1・Stage2のメンバーが少なくとも3人残っていないと失効してしまいます。
Stage1・Stage2でFav Gamingは75ptを所持していましたが、移籍の結果0ptになりました。
Stage3獲得サーキットポイント(Challengers)
1位・2位 | 0pt(Masters出場) |
3位 | 60pt |
4位 | 50pt |
5・6位 | 45pt |
7・8位 | 40pt |
1位・2位のチームはMastersに出場し、そこでサーキットポイントを獲得するので、Challengersでの獲得ポイントはありません。
Stage3獲得サーキットポイント(Masters)
1位 | Champions出場 |
2位 | 375pt |
3・4位 | 325pt |
5-8位 | 275pt |
9-12位 | 225pt |
13-16位 | 175pt |
以上がChallengers・Mastersのサーキットポイントです。
Crazy Raccoon以外のチームがChampionsに出場するには、Mastersに出場することが大前提です。
また、Crazy Raccoonの順位次第では、Mastersである程度上の順位も取る必要が出てきます。Stage1・Stage2の成績から順当に行けば、Champions一番の候補はCrazy Raccoonとなるでしょう。
また、サーキットポイントが溜まっていなくても、Stage3 Mastersで優勝すればChampionsに出場することができます。
Championsの出場者はサーキットポイントだけでなく、Stage3 Mastersの優勝者、そして次に説明するラストチャンス予選(LCQ)の各地域優勝者になります。
ラストチャンス予選(LCQ)に関して
Championsは世界各国16チームで行われます。
そのうち11チームはサーキットポイントによる選出、1チームはStage3 Masters優勝チーム、残り4チームはラストチャンス予選によって決められます。
このラストチャンス予選は、北アメリカ・南アメリカ・EMEA・APAC(日本・韓国・東南アジア)の4地域で行われ、それぞれの覇者がChampionsに出場します。
そしてこのLCQに出場するチームも、サーキットポイントで決められます。
日本からはサーキットポイント2位・3位のチームがLCQに出場。韓国からも2位・3位のチーム。東南アジアは3・4位のチームが出場します。
この計6チームの中で優勝したチームがChampionsへの資格を得ることができるのです。
日本チームのサーキットポイントは、Crazy Raccoonを除いてそこまで差が大きいわけではないので、Stage3の結果次第でどのチームが出場するのかガラリと変わってくるかも知れません。
Stage3の見どころの1つと言えるのではないでしょうか。
まとめ
- サーキットポイントはVCTの集大成である、Championsに出場するために必要。
- Championsはサーキットポイントから11チーム、Stage3 Masters優勝の1チーム、LCQ制覇の4チームで行われる。
- LCQはサーキットポイント上位2チームが日本から出場。
いかがでしたか?
上の要点をおさえて、サーキットポイントについて理解すれば、VCTをより楽しめると思います!
7月4からはじまるOpen Qualiferにも注目ですね。