2021年9月10日から20日にわたって行われたValorantの世界大会、VCT Stage3 Masters Berlin。
世界各国のチームが世界最強を目指して戦い、大きな盛り上がりを見せた大会です。
世界中のチームが集まっただけあって、マップによってはかなり個性的なキャラ構成も見られました。
今回の記事では、全6マップのキャラ構成をチームごとにまとめてみました。
VCT Stage3 Masters出場者のデバイス一覧はこちらから。
バインド

各リージョンのバインドキャラ構成はこちら。
Acendが少し違ったピックをしていますが、その他はかなり似通っており、ジェット・スカイ・ソーヴァ・アストラ・ヴァイパーが高いピック率を誇っています。
またバインドはレイズのピック率が他のマップに比べて高いのも特徴の一つです。
ZETA DIVISIONはデュエリスト枠にレイズではなく、レイナを採用している唯一のチームでした。
また、VS・ZETA・CRはブリーチ構成を採用しています。
アセント

アセントの構成はこちら。
殆どのチームがスモーク役にアストラを採用しています。(100 Thievesはオーメンを採用していた試合もありましたが、最新の試合ではアストラに変更)
またジェット・ソーヴァ・スカイは現環境のメタとも言えるエージェントのため、どのマップでも高いピック率を誇っています。
スプリット


スプリットのキャラ構成はこちら。基本的な構成はどのチームも似ていますが、ZETA DIVISIONのブリムストーン採用・100 ThievesのKAY / O採用などが特徴的です。
F4Qがジェットを採用せず、レイナ&レイズ構成にしているのはBunny選手のレイズの練度がかなり高いことが理由と考えられます。実際にF4Qは、ブリーズでのみジェットを採用しています。
日本ではZETA DIVISIONのみで、ほとんど他チームの採用はなかった2コントローラー構成は、世界では珍しくないようです。
ヘイヴン

ヘイヴンの構成はこちら。ヘイヴンは他マップに比べ、フェニックスの採用も見られるマップとなります。
画像にはありませんが、AcendやVivo Keydもフェニックスを採用していました。
アイスボックス

続いてはアイスボックス。アイスボックスはチーム間での構成の違いがほぼ見られないマップです。
基本的にジェット・ヴァイパー・ソーヴァ・セージが確定。残り1枠をレイナかキルジョイに使う、といった具合です。
直近のパッチノート3.06で、Bサイトのレディアナイトクレート(緑箱)が貫通しなくなったため、セージの必要度が少し下がったとも言えます。次の大会ではキャラ構成に変化が見られるかもしれません。
ブリーズ

続いてはブリーズ。ヴァイパー・ジェットは全チームがピックしていました。
日本のVCT Stage3 Playoffsではセージをピックするチームもありましたが、この世界大会ではセージはピックされませんでした。
また、F4Qのzunba選手がヨルをピックしていました。これは今大会唯一のヨルピックとなります。
まとめ
いかがでしたか?
2コントローラー構成など、日本ではあまり見られないキャラ構成も見られたVCT Stage3 Masters。
この大会やパッチノートを経て、どのように大会メタが変化していくのかも要注目です。
次にある大会はValorant Championsへの出場権をかけた、ラストチャンス予選です。そこでの各チームの構成に変化はあるのでしょうか。