Team Liquidとは?
VCT2022 Stage1 MastersにEMEA代表として出場するTeam Liquidは2000年に設立された、最古参の名門プロチームである。
世界で最も成功したE-Sportsチームとも呼ばれ、Valorantを含め17つのE-Sportsタイトルの選手が所属している。
また、Team Liquidはグローバルなチームであることでも有名で、様々な国籍の選手が所属している。過去にはストリートファイターⅤ部門で、日本人選手も所属していた。
Team Liquid Valorant部門 大会実績
- 2022年3月 VCT2022:EMEA Stage1 Challengers 4位
- 2021年12月 VALORANT Champions 2021 3位
- 2021年8月 VCT2021:EMEA Stage3 Challengers Playoffs 5位
- 2021年5月 VCT2021:Stage2 Masters – Reykjavik 4位
- 2021年5月 VCT2021:EMEA Stage2 Challengers Playoffs 優勝
- 2021年4月 VCT2021:Europe Stage2 Challengers Week2 Main Event 2位
- 2021年1月 Red Bull Home Ground 2位
- 2020年9月 BLAST Twitch Invitational 3位
VCT Stage1では結果が振るわず、Mastersに出場することができなかったTeam Liquidだが、今回のVCT Stage2ではその雪辱を果たす形となった。
またインターネット上では、「NAとEU、競技シーンのレベルの高いリージョンはどちらか」といった議論が止まない。今回のVCTでは、NA代表Sentinelsとの対決にも期待がかかる。
Team Liquid Valorant部門 メンバー
ScreaM

まず紹介するのはScreaM選手。9歳の頃からCSGOをプレイし、16歳の頃からCSGOのプロゲーマーとして活動していた。Very GamesやTeam Envy等のトップE-Sportsチームで活躍してきた実績を持つ。
またCSGOの専門サイトであるHLTVが選ぶ「Top 20 Players 」にも選ばれた実績があり、間違いなくCSGOのスターといえるプレイヤーである。
そんなScreaM選手がValorantに移行したのだ。その結果VCT Stage2ではMVP・HS率2位など、レジェントプレイヤーはValorantでも顕在である。
— Liquid ScreaM 🇲🇦 (@ScreaM_) May 1, 2021
VCTでは主に、フェニックス、ジェット、セージを使用。世界大会でのScreaMのプレーは要注目だ。
Twitter:@ScreaM
Twitch:ScreaM
YouTube:ScreaM
soulcas

続いて紹介するのはsoulcas選手。彼も元々CSGOのプロゲーマーで、dOMMという名前で活動していた。
2020年4月からValorantへ移行。fish123というチームで活動を行っていた。fish123には現Team LiquidのメンバーであるKryptix、L1NKも所属していた。
2020年8月、Team Liquidはfish123と契約を結び、それに従ってsoulcasはTeam Liquidに移籍することになった。
soulcasはVCTでもHS率29.64%とVCTの中でも3番目の成績を残し、チームに貢献した。
VCTでは主にスカイ、ソーヴァ、ヴァイパーなどのサポートキャラをメインで使用していた。
Twitter:@soulcas_
Twitch:soulcas_
YouTube:soulcas
Kryptix

3人めに紹介するのはKryptix選手。彼もsoulcasと同じ様に元CSGOのプロゲーマーで、valorant移行後はfish123に所属していた。
VCTでは主にヴァイパー、キルジョイ、ソーヴァなどを使用していた。
Twitter:@kryptixxx
Twitch:kryptixxx
YouTube:kryptixxx
Jamppi

次に紹介するのはJamppi選手。Jampi選手も元CSGOのプロゲーマーで、フィンランドNO.1チームとも呼ばれるENCEに所属していた。
CSGO界の中でも若手の実力株として注目されていたJampi選手だが、幼少期にアカウントBANを受けた経験から、メジャー大会への出場資格がなかった。
アカウントBANを巡って、Valve(CSGOのアンチチートシステムを提供している会社)に対して裁判を起こすも、結果としてアカウントBANは解除されなかった。
その結果JamppiはValorantへ移行することを決める。そして2021年2月、元々所属していたec1s選手に変わって、Team Liquidに所属することになった。
JamppiはTeam Liquidで主にジェットを使用しており、オペレーター使いとして活躍している。CSGO時代からAWP使い(Valorantで言うオペレーター)として活躍していたその実力は世界大会でも発揮されることだろう。
Twitter:@Jamppicsgo
Twitch:superjamppi
L1NK

最後に紹介するのはL1NK選手。彼もまた元CSGOのプロゲーマーとして活躍していた選手である。
彼もまたTeam Liquidの初期メンバーとして2020年にValorantに移行した。
メインキャラは主にブリムストーンやオーメンなどのスモークキャラを使用している。
OK @L1NKVAL 🤯🤯@TeamLiquid | via valorant on twitch pic.twitter.com/X6huEK85em
— theScore esports (@theScoreesports) April 30, 2021
Twitter:@L1NKVAL
Twitch:L1NK
YouTube:L1NK
世界大会優勝候補のTeam Liquid
My scrimbux VALORANT Masters power ranking from asking people scrimming and playing in Iceland:
— The Esports Writer (@FionnOnFire) May 20, 2021
1. Team Liquid
2. Sentinels
3. Fnatic
— (Giga Gap) —
4. Vikings
5. V1
6. KRU
7. NUTURN
— (Not So Giga Gap) —
8. Sharks
9. X10
10. Crazy Raccoon
世界大会の優勝候補として名高いTeam Liquid。プレイヤー・ファンともにTeam Liquidを優勝候補として挙げている人は多い。
アイスランドで行われる世界大会、VCT STAGE2 MASTERSは5月24日から30日の間で開催される。
日本代表Crazy Racoonが1回戦を突破すれば、Team Liquidと対戦することになる。日本代表との戦いにも期待がかかる。
VCT公式Twitter:@ValorantEsports
VCT日本公式:@valesports_jp