みなさんこんにちは。
Valorantユーザーにとって一番の悩みのタネ、ヴァンダルか?ファントムか?と言う問題。
当初はヴァンダル派のほうが多かったValorantですが、VCT Stage2 Mastersではファントムの使用率がヴァンダルを上回る結果となりました。
※参考:thespike.gg
今回の記事では、データからこの2つの銃の性能を比較して見てみたいと思います。
ヴァンダルとファントムの共通点
2つの銃を比較する前に、共通点を整理しておきます。
- 価格(2900クレジット)
- 移動速度(5.4m/秒)
- リロード速度(2.5秒)
- 構える早さ(1秒)
- ADS時の性能変化(ズーム1.25倍・発射速度90%・移動速度76%・集弾率と反動軽減率が僅かに向上)
これらがヴァンダル・ファントムの共通点です。
やはり価格が同じな分、ヴァンダルとファントムは争い合う運命なのです。
なお、ADS時の性能変化率は同じですが、元々の発射速度は2つの銃で異なるので、そこだけご注意ください。
ヴァンダル

発射速度 | 9.75発 / 秒 |
初弾の拡散率(腰だめ / 照準) | 0.25 / 0.157 |
HSダメージ | 全距離160 |
マガジン | 25発 |
以上がヴァンダルの性能です。
なんといってもヴァンダルの強みは全距離頭1発(160ダメージ)ということ。アイスボックスやブリーズなど、ロングレンジで戦うマップでは、よりヴァンダルの強みが活きるでしょう。
また、胴・脚部の単発のダメージもファントムより高く設定されています。(胴:40・脚部:34)
ただ、それ以外の部分ではファントムに劣ってしまっています。
続いてファントムの性能を見てみましょう。
ファントム

発射速度 | 11発 / 秒 |
初弾の拡散率(腰だめ / 照準) | 0.2 / 0.11 |
HSダメージ | 156, 140, 124 (0~15m, 15~30m, 30~50m) |
マガジン | 30発 |
続いてはファントム。
HSダメージは15m以内であれば、156ダメージ(頭1発)です。それ以上離れてしまうと140ダメージとなってしまいます。
ヴァンダルを使っている人はファントムのここが嫌、と言う人も多いのではないでしょうか。
ただそれ以外の性能はヴァンダルに勝っています。
発射速度(連射速度)・初段の拡散率・マガジンはヴァンダルより優秀です。
これに加え、ファントムがヴァンダルより優れている特徴がさらに2つあります。
1つ目はサプレッサー付きということ。
弾の軌道が見えず、40m以上離れると発砲音が聞こえなくなります。
特に弾の軌道が見えない、というのはスモーク抜きのシチュエーションで大きなメリットとなります。
ヴァンダルでスモークを抜くと、相手から抜き返されることもありますが、ファントムはその危険性も少なくなります。これが1つ目の特徴です。
2つ目はリコイルにおける優位です。
連射したときのリコイルも、ファントムのほうが広がりが少なく制御しやすいです。さらにリコイルパターンのリセットも早いという特徴も持ちます。
まとめ
いかがでしたか?
様々な側面を考慮すると、ファントムのほうが強いのではないかというのが当記事の結論です。
ただヴァンダルには、数値では測れないカッコよさ・ロマンが詰まっているというのも事実だと思います。(ヴァンダルでHSしたときの気持ちよさは測れない・・・。笑)
VCT Stage2ではファントムの方が使用されていましたが、Stage3ではどうなるのかも注目です。