【Valorant】Feeling所属、茨城Ninja aka Art選手にインタビュー。Feeling結成秘話、そしてオーディンを使い続ける理由とは?

【Valorant】Feeling所属、茨城Ninja aka Art選手にインタビュー。Feeling結成秘話、そしてオーディンを使い続ける理由とは?

Valorant Champions Tourの影響もあり、競技シーンが更に注目を集めているValorant。

そして今回のVCTで一気に名を馳せたともいえるFeeling。

今回の記事ではFeeling所属の茨城Ninja aka Art選手にインタビューさせていただきました。

Art選手の今までの経歴やFeeling結成秘話、そしてオーディンを使い続ける理由を伺いました。

茨城Ninja aka Art選手について

――今回はインタビューをお受けいただき、ありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

Art:Feelingに所属している、Artまたの名を茨城Ninjaと申します。年齢は22歳で、チームではムードメーカーとIGLを担当しています!


※aka:also known asの略で、「またの名を」という意味。



――ありがとうございます。茨城Ninja aka Artというプレイヤーネームで活動されていますが、茨城Ninjaという名前の由来を教えていただきたいです。

Art:茨城出身というのと、BADHOPというHIPHOPクルーの曲である「Kawasaki Drift」の歌詞に出てくるNinjaから取りました。カッコよくてそこから取ってきた感じですね(笑)。



――Feelingにはスポンサーとして一二三屋(ラッパーHIDADDYが運営するアパレル店)がついていると思うのですが、Artさん自身もHIPHOPが好きなのでしょうか?

Art:聞くのはめっちゃ好きです。MCバトルとかもよく見てました。



――茨城Ninjaという名前も持ちつつ、大会にはArtという名前で出場されていましたが、何か理由があるのでしょうか?

Art:Artという名前はカッコいいなと思ってて。ただこちらの名前も使いたかったのですが、先に茨城Ninjaという名前が日の目を見ちゃったのでこちらも使っている感じです。

あと茨城Ninjaにも愛着が湧いてきちゃって(笑)。



――なるほど(笑)。ちなみにArt選手はValorantを始める前、どのようなゲームをプレイされていましたか?

Art:OverwatchだったりPUBGだったり、あとCS:GOですね。メインはOverwatchでした。



――Valorantはリリース直後に始められたのでしょうか?

Art:そうですね、リリースされてすぐはじめました。



――Valorantを始めたときは、チームに所属するということは考えていましたか?

Art:本当に身内の小さいコミュニティでValorantをやっていただけなので、特に考えていませんでした。



――ArtさんがそこからFeelingに所属するようになったきっかけをお聞かせください。

Art:Feelingも先程話した、小さいコミュニティから発生したチームです。どうせやるなら勝ちたいし、競技シーンに出てみようというところからでした。

そこから少しずつメンバーを入れ替えながら活動してきました。



――身内のチームから、VCT Playoffsに出場するチームに駆け上がったのですね。

Art:本当にそんな感じです。



――ということは、Feeling以前はどこかチームに所属していたわけではないんですね。

Art:全く無いですね。



オーディンを使い続ける理由とは?

――Art選手はオーディン使いとしても有名だと思います。確かに強力な武器ではありますが、ヴァンダルやファントムを差し置いて、オーディンを使う理由はなんなのでしょうか?

Art:確かにヴァンダルやファントムって普通に強力な武器だと思うのですが、オーディンはそれらに出来ないことができるのが強みだと思ってます。胴打ちであればヴァンダルやファントムより強いですし、リコイルも簡単だし、簡易的に火力を出せる武器ですね。


デメリットとしては、オーディンが強い状況を作らないといけないというところだと思ってます。ただ僕はその状況を作るのが得意なんですよね。バッキーやジャッジも同様です。

強い状況を作れば最強になれるから、という簡単な理由ですね。



――武器特有の強い状況を作り出せるArtさんにとっては、最高の武器なんですね。

Art:そうですね。あとは単純に愛です(笑)。



VCT Stage3で大躍進を見せたFeeling結成秘話

――VCT Stage3のメンバーが集まったきっかけをお聞かせください。

Art:元々、僕とMisayaとお散歩JETTは小さいコミュニティの頃からずっと一緒にプレイしていました。Misayaとは本当に長い付き合いです。

KillerとGangPinに関しては、チームを募集するときに探した選手です。


GangPinは元々ランクマッチで有名なプレイヤーで、LFTを出していたので注目していた選手です。

そこから僕が声をかけて、パッションでゴリ推した感じです。

「お前が好きだから来てくれ頼む!」みたいな(笑)。GangPinはすごく人柄も豊かで、他にはいないような選手です。



――GangPinさんは韓国の方だと思うのですが、どのようにアプローチされたのでしょうか?

Art:そのために韓国語を翻訳してメッセージを送ったりしました。ただコピペするだけじゃなく、自分で頑張って発音してみたりとか(笑)。



――ボイスメッセージということですか?(笑)

Art:そうです。気持ちが伝わるように(笑)。あとGangPinは英語が軽くできるので、英語で聞いてみたり、逆に日本語を教えたりしていました。



――すべての言語をフルに活用して誘ったんですね。

Art:こういった身近なコミュニケーションは今でもめちゃくちゃ大切にしています。

KillerはLFTを出していた選手の中で、スモーク役が欲しかったので声をかけました。

Killerは元々ジェットをメインで使っていて、ポテンシャルが高くフィジカルも強い選手ということがわかっていたので誘いました。



――VCT Stage2の頃に比べて、今回は5位(BEST6)という大躍進でした。Playoffsを終えた感想をお願いいたします。

Art:強い選手と戦うのが楽しみで、それを目標としてやってきたので、夢のような時間でした。

ただ負けるとやっぱり悔しいなという気持ちはあります。「楽しく」がモットーで、あまり表には出しませんが、裏ではめちゃくちゃ悔しかったですね。



――VCT Stage3 Playoffsで、意識していたチーム・選手などはいましたか?

Art:Crazy Raccoonのneth選手は本当に憧れというか、僕に頑張る気力を与えてくれた選手です。


チームとしてはREJECTとBlackBird Ignisを意識していました。BBIは一番ライバル的な存在というか、Stage2の頃から戦っていたももの、1勝もできていなかったので。

あと個人的に仲良くさせてもらっているチームだったので、負けられないっていうのがありました。


REJECTは僕がオーディンを使い続けているきっかけのチームなんですよね。

元々オーディンを使いはじめたときは、色々言われてて、オーディンをやめて普通の武器を練習するか悩んでいました。

そこでたまたまREJECTのメンバーとランクマッチで当たって、そこで「オーディンいいね!」「いいよ~!」みたいな感じでヨイショされて(笑)。

そこから、プロも応援してくれてるし、もっと頑張ってみるか、って思いはじめたのが大きなきっかけですね。


夢や希望を与えてくれたメンバーがいるチームですし、さらにOpen Qualifierでも戦っていたので、もう一度PlayoffsでBo3をやりたいを思っていました。



――REJECTメンバーとの出会いは、Artさんの転機とも言えるんですね。

Feelingはかなりチームとしての雰囲気がよさそうでした、「楽しむことが第一」とインタビューでもおっしゃっていたように、雰囲気はかなり重視しているのでしょうか?

Art:これは裏話なんですけど、練習のときに悪い意味でもうるさいのが僕で(笑)。

一時期は練習でも楽しんで、つらい思いはしないでおこうとおもっていたときもありました。


ただ、練習で楽しむのも大事だとは思うのですが、その結果試合で格上に当たって苦しい思いをすることがありました。経験したことのないシチュエーションに解答が出せずに、苦しかったりだとか。

負けているときって雰囲気が落ち込んでしまうと思うんですけど、そこで持ち直す力が足りていませんでした。


こういった経験があって、練習では僕は口うるさくなっています。

だからこそ本番では悔いなく楽しんでいます。「今まで練習でつらい思いをしてきたしな」って思いで楽しめる本番がよくて。



――なるほど。Stage2からStage3にかけて、Art選手個人、そしてチーム全体としてどのような点が成長したと感じていますか?

Art:自分自身としては、IGLとしての戦略のカードが増えたと思っています。チームのフィジカルを全面に出したプレーなどもできるようになって、そこから戦略のカードを増やすことを意識していました。



――Stage3ではかなり連携面も強化され、Feeling特有のセットアップも見られました。コーチはいないと思いますが、Art選手が考えられているのでしょうか?

Art:そうですね。自分が動画とか見たりして、これやってみようみたいな感じで持ってきてました。

きれいなセットアップってのは成長した部分だと思います。


チームとして成長した部分は、Gangpinという圧倒的エースがいることによる、そこにリソースを割いたプレーができるようになった点ですね。

僕とGangpinが結構注目を集めやすいとは思うんですけど、Misaya・お散歩JETT・Killerの3人が安定して、土台がしっかりしたからこそ、チームとして成長したのかなと。



――Gangpin選手が起点となって攻める部分が多かったと思いますが、あれはFeeling全体の土台ができているからこそ出来たプレーなんですね

Art:圧倒的エースを全力でサポートして、他はみんなで補おうみたいな。ここが成長したポイントですね。



――ありがとうございます。VCT Stage3に向けて、どのように練習されていましたか?

Art:Feelingは社会人の選手が3人いて、練習に取り組みやすい環境だったとは言えないのですが、各々時間を削りながらできる限りの練習をしようと、スクリムなどに取り組んでいました。


あと、自分たちが懸念していたフィジカルを改善するために、できるだけランクに行ったり、個人でフィジカルトレーニングを行っていました。



――少ない時間で最大限の力を出せるように練習していたのですね。

Art:そうですね。全員がベストを尽くせたと思います。



――最後にVCT Stage3を終えて、次の目標をお聞かせください。

Art:僕は悩んだ結果、これだけ素晴らしい景色を見せてもらったので、やっぱり日本1位になりたいと思ってます。

世界大会でインタビューされてみたいですね。ここに向かって頑張っていきたいと思っています。

――ありがとうございました!

Art選手

Twitter:@ibaraki_Ninja

Twitch:ibaraki_ninja

Feeling

Twitter:@_TeamFeeling

※Feelingのお散歩JETT選手・Killer選手は現在Feelingを脱退し、LFT中。

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