先日行われたValorant CHAMPIONSへの出場をかけた最後の大会、「VCT Last Chance Qualifier」。
日本が参加したAPACリージョンからはタイのFULL SENSEが、EMEAからはTeam Liquidが世界大会への出場を決めました。
今回はこのラストチャンス予選での各チームの構成を、APAC・EMEAで比較してみました。
VCT APAC Last Chance Qualifier出場選手のデバイス一覧はこちらから。
アセント

アセントの構成はこちら。基本的な構成はジェット・ソーヴァ・スカイ・アストラ+(キルジョイ or サイファー)という形になっています。
ただ印象に残っているのはFULL SENSEのKAY/O採用でしょう。今後のメタとして採用されていくかもしれません。
また同じSEA地域のPaper RexもKAY/Oを採用していました。
バインド

続いてはバインド。バインドはやはりレイズピックが目立ちます。
また、ヴァイパー+(ブリムストーン or アストラ)という2コントローラー構成も目立っています。
前回の世界大会でももちろん2コントローラー構成はいましたが、よりその割合は増しています。
ヘイヴン

ヘイヴンの構成はこちら。他マップよりもブリーチの採用が目立ちます。
大会でも、スカイのフラッシュとブリーチのスキルを合わせたリテイクの場面がよく見られました。
次に紹介するスプリットもそうですが、スモーク役はほぼアストラで固まっています。
APACでは今大会、オーメンをピックしたチームは存在しませんでした。
スプリット

アイスボックス

続いてはアイスボックス。アイスボックスはAPAC・EMEA共に、かなり構成が似通っています。
特徴的なピックといえば、F4Qのアストラ採用です。
また、レイナが一番採用されるマップでもあるでしょう。
ブリーズ

続いてブリーズはこちら。ブリーズは驚くほど構成が同じで、ジェット・ソーヴァ・ヴァイパー・スカイ・サイファーという構成になっています。
APACはすべてこの構成。EMEAも、Oxygen Esportsを除く全てのチームがこの構成でした。
ちなみにOxygen Esportsは、ソーヴァの代わりにレイナを採用しています。