【ApexLegends】R6SからApexへ。2タイトルで日本1位を獲得したCabbagest(キャベジスト)選手にインタビュー。ALGS新シーズンへの意気込みとは。

【ApexLegends】R6SからApexへ。2タイトルで日本1位を獲得したCabbagest(キャベジスト)選手にインタビュー。ALGS新シーズンへの意気込みとは。

シーズン10&ALGS新シーズンの情報が発表され、競技シーンの盛り上がりを見せているApex Legends。

今回の記事では、R6S・Apex Legendsの2タイトルで日本1位を獲得したCabbagest選手にインタビューさせていただきました。

R6SからApexに移行し日本1位を獲得するまでの道のり、これから始まるALGS新シーズンの意気込みを伺いました。

Cabbagest選手について

――まずは自己紹介をお願いします。加えて得意なキャラクターもお願いします。

Cabbagest:Cabbagest(キャベジスト)と申します。年齢は27歳です。得意としているのは、クリプトだったり、コースティックやヴァルキリーです。一番長く使ってるのはクリプトですね。



――ありがとうございます。今までの活動遍歴も伺いたいです。

Cabbagest:7~8年前にアメリカに留学していて、その頃にPCゲームを触りはじめました。帰国後の2016年からレインボーシックスシージを始め、その翌年から競技シーンに出始めました。

そこから2019年にシージを引退するまで様々な大会に出てました。

引退した理由としては、当時スタメンから外れてしまったときに移籍か引退で悩んで、当初の目標である「シージでのプロリーグ参加」は達成できていたので、しばらくゲームから休みたくなったという感じです。



――引退後はどのような活動をされていましたか?

Cabbagest:引退後1年間は父親の手伝いやバイトをしてました。その空いた時間にApexを触りだして、操作性の良さや戦術面の奥深さに熱中するようになって、高ランクを目指すようになりました。

Apexの大会が開催されるようになってからは、競技でやる楽しさに気づいて即席チームで大会に出たりしてました。

そこから人づてでGTSに参加して、大会に出たり配信をするようになりました。

去年の夏頃にプレデター維持をしていたときに、今のGTS Blackのメンバーに誘われてGTS Blackに加入することになりました。



GTS Black メンバー(当時)



――R6SからApexに移ってプロになったのは、新たな競技タイトルを求めて、というよりプレイしていくうちに上達してプロになったという感じなんですね。

Cabbagest:そうですね。またこのゲームでもうまくなって、高ランクになって大会出てみたら面白そうだな、という感じでした。



――R6Sから移行してきて、Apexに適応するのに時間はかかりましたか?

Cabbagest:結構かかりましたね。シージとApexでは求められるAIMの種類が違ってくるので。

相手の動きをずっとなぞる「トラッキング」という技術を練習するようになったのはApexからですね。最初のうちはもうダメダメでしたね。



――確かにApexに求められるAIMは他のゲームとはかなり異なりますね。

Cabbagest:その方面の技術がなかったので、始めた頃はAIM Trainerだったりをずっとやってましたね。どうすればAIMを修正できるかってのを考えて、がむしゃらにやってました。


※AIM Trainer:Steamで販売されているAIM練習ソフト



――現在はGTS Blackを脱退されて、FA中でしょうか?

Cabbagest:現在はまだGTSに所属しているのですが、FA中で、次の移籍先が見つかり次第という感じです。配信などで活動は続けています。



――FA希望のツイートを見させていただいたのですが、Brasidianさんとまだ活動を続けたいとのことでした。やはり活動を続けてきただけあって、やはり特別な思いなどがあるのでしょうか?

Cabbagest:そうですね。基本的にGTS Blackのメンバーで続けてきたので。できればAvadoNも一緒にやりたいのですが、現状活動休止を出しているので、モチベが上がるまでは誘うのをやめておこうかなという感じです。

僕個人としては、不完全燃焼でGTS Blackが終わってしまったので、ちゃんとまたこのメンバーで結果を残したいというのがあってBrasidianと一緒に活動を続けたいなと思っています。



シーズン中&オフシーズンの活動内容について

――ありがとうございます。次に普段の活動内容に関してですが、まずは2021年6月以前、ALGSシーズン中の活動内容を伺いたいです。

Cabbagest: そうですね。GTS Blackが初期だった頃は、基本日中起きている時間に、3人で集まって一生ランクを回してましたね。そして夜になったらスクリムに出る、ってのを繰り返してました。

ランクを一緒に回すと、3人でやるときのコミュニケーション強化に繋がり、戦闘時に各々がやることが整理されるので、とても良い練習になっていたと思います。

GTS Black後期は、僕がランクを回すのが嫌になってやめてしまったので、後悔しています。

例えランクでポイントが盛れなくても、一緒にやること自体が練習になるので大事なことだったな、と今思っています。



――ありがとうございます。現在はALGSもオフシーズンになり、シーズン中とは活動内容もかなり変わると思うのですが、いかがでしょうか?

Cabbagest: だいぶ変わりましたね。基本配信をやっていて、あと個人的なAIM向上のためにAIM Trainerをやる時間が増えました。一週間に5~6時間はやるようにしています。

あとはランクやカジュアルを回したり。今はとにかくゲームに費やす時間をもっと増やしたいなと思っています。



――確かにCabbagestさんは配信を積極的に行われていますよね。

Cabbagest: そうですね。配信はほぼ毎日やっています。



――やはりそこは、プロゲーマーとして大会成績を残すだけじゃダメという意識があるのでしょうか?

Cabbagest:すごい俗な言い方ですけれど、お金欲しいので(笑)。僕としては、こういう活動ってバイトと兼用するってなるとかなり苦しいっていうのが以前の経験でわかっているので。

自分の練習時間と収入に直結する配信活動は、地道にですが自分なりに続けています。



――配信関連でいえば、コミュニティ大会にも積極的に参加されていますよね。

Cabbagest:そういうのにもお誘いを受けて参加させていただいているので、本当にありがたいなと思っています。



――最近の大会でもTSMのReps選手と英語でコミュニケーションを取りながらプレイしていたのが印象的でした。英語力というのも、留学時代に身に着けたものなのでしょうか?

Cabbagest:そうですね。



――聞くところによると、中国語も話せるとのことでしたが、それはいつ身につけられたのでしょうか?

Cabbagest:幼稚園を卒園したときに、中国に移りました。地元が中国っていうレベルでずっといましたね。

高校卒業してアメリカに行くまでは中国にいました。日本にも時々帰っていたので、日本語も何の問題もなく話せますね。



――トリリンガルのプロゲーマーって日本でもかなり珍しいですよね。いるのか怪しいレベルです(笑)

Cabbagest:わからないですけど(笑)。特に語学力を活かすつもりもなかったですね。



――先日の大会は偶然の機会だったんですね。

Cabbagest:そうですね。新鮮な目で見られることはよくあります。



伸び悩んでいた時期を乗り越えてのALGS Winter Circuit Playoffs 日本1位

画像:EA公式より

――次にALGSについて聞いていきたいと思います。やはりGTS Blackで一番印象的だったのは、日本1位を獲得したALGS Winter Circuit Playoffsだと思います。この結果に至るまで、シージからApexに移行して、なかなか成果の出ない時期もあったと思います。ここに至るまでの過程をお聞かせください。

Cabbagest:Winter CircuitのPlayoffsまでに、Winter Circuitが4回あって、その中でもGTSは安置取りを目的とした動きをずっとしていて。

チームの動きに関してはブレがなかったのですが、それがなかなか高成績に繋がらず、伸び悩んでいた時期もありました。

ランドマークにしていた「列車庫」という場所が物資もよくなく、ちょっと運振りになってしまったというのがありました。


※ランドマーク:大会で最初に降りるエリアのこと。


そこでどのように安定した結果を出せるか?というのをチームメンバーで模索しながら練習に取り組んでいました。

Winter Circuitの期間はほぼ毎日集まってスクリム等に参加していて、そこで列車庫という厳しい環境から、どう動くのか?という練習ができ、GTS Blackとしての基礎が出来ました。

物資漁り・移動・場所取り・戦闘の選択肢が時間とともに増えていき、Winter Circuitでの結果に繋がったのだと思います。



――あの厳しいランドマークから勝ち上がった裏には、しっかり考え抜かれた練習があったのですね。GTS Blackの列車庫降りは、競技シーンのファンからするとかなり印象的だったと思います。

Cabbagest:それでしか記憶されていない節があるレベルでみなさん知ってますよね(笑)。



――そんなことはないです(笑)。Playoffsでの結果を機に、なにか変わったことなどありましたか?

Cabbagest:自信に繋がりましたね。GTS Blackのメンバーも、自分の自信やさらなるモチベーションに繋がりましたし、これから上手くなるのにどういったことをすれば良いのか?など考え方の面でも変わりました。



――やはり成果が出ない時期があっただけに、Playoffsの結果は大きかったのですね。

Cabbagest:そうですね。



――一方、ALGS Championshipsでは21位でFinalsまであと一歩届かず、悔しい思いをしたと思います。

Cabbagest:めちゃくちゃ悔しかったですね。そのときのGTS Blackは新レジェンドのヴァルキリーを積極的に取り入れる方針だったんですよね。

それに慣れようと色々模索している段階で、かなりぶっこけて(笑)。

このヴァルキリーを採用した新しいプレイスタイルが、移動を重視する僕たちのプレイスタイルに合うっていうのはわかっていたのですが、どうしてもヴァルキリーを使うときのデメリットをうまく相殺出来ませんでした。

大事な試合でダメな結果を出してしまいました、最後の方は構成を変えてみたものの・・・といった感じでしたね。



ALGS新シーズンに向けた意気込み

画像:EA公式より

――現在はオフシーズンですが、最近ようやくALGS新シーズンの情報が解禁されました。新シーズンに向けた意気込みをお聞かせください。

Cabbagest:まずは新しいチームを見つけて、チームとしての練習を始めたいというのが一番ですね。スクリムなどの練習にも早く出たいです。

あとApexの新シーズンも始まるので、その感覚も掴みたいですね。



――やはり日韓1位というのも、1つの目標になりますか?

Cabbagest: そうですね、絶対獲りたいです。日韓総合3位止まりではなく、それ以上を目指したいです。



――ALGS新シーズンにあたって、意識しているチーム・負けたくないチームなどはありますか?

Cabbagest:負けたくないというか、いつも参考にさせていただいているのはReignite Northですね。

自分たちの株を落とすわけではありませんが、動き的には僕たちの上位互換だなと。

特にALGSのシーズン中はランドマークが隣だったので、しょっちゅうちょっかいの掛け合いだったんですよね。

お互いにそういう認識だったかわかりませんが、邪魔だったのかなあと(笑)。



――なるほど、そういう関係なのですね(笑)。

Cabbagest:僕自身はReignite Northが結構好きで、よく動きとかどういう風にやってるんだろう?と見に行ったりしてます。



――この度はインタビューありがとうございました!GTS Blackのメンバー含め、Cabbagestさんの活躍を期待しているファンは多いと思います。これからも応援しております。

Cabbagest:ありがとうございました!




Cabbagestさん 各種リンク

Twitter:@Cabbagest_
Twitch:cabbagest
Mildom:Cabbagest
YouTube:Cabbagest

Apex Legendsカテゴリの最新記事